大根の煮物の中では、鶏団子と煮るのが一番好きです。
もしも、もしも鴨が手に入れば、鴨団子との煮物は最高でありますが、鶏でも大根に旨みが染みてかなりいいです。
鶏団子に柚子をちょいと加えて、今シーズン初の鶏団子と大根の煮物を作りました。
＜大根と鳥団子の煮物＞
- 大根 1/2本
- 鶏むねひき肉 100-150g
- 鶏ももひき肉 100-150g
- しいたけ 1枚 みじん切り
- 小葱 みじん切り
- 柚子の皮 適量
- 塩、酒、薄口醤油少々
- 昆布
鶏のひき肉は、むねだけでも、ももだけでもOK。椎茸もなければ入れないでもいいです。それぞれのひき肉の量も上記の半分でも十分いけます。
大根は厚く皮をむいて、食べやすい大きさに切りました。
ひき肉に、椎茸と小葱のみじん切りと少量の塩で粘りが出るまで、手または木べらで混ぜて、２センチほどの団子にする。
ゆずがあれば、ゆずの皮（白い部分は苦みがあるので、出来るだけ黄色い表面の皮を）も一緒に混ぜる。
水から昆布を入れて沸騰してきたら鶏団子をいれて、大根も一緒に中火で煮る。
昆布は途中で引き揚げて、酒と薄口しょうゆ少々でお好みの味にする。
柚子の皮を千切りにしたものを盛り付けて。
厚くむいた大根の皮は、もったいなくて捨てることができません。
残ったスープは澄んでいて鶏の旨みが出ているので、大根の皮とありあわせの野菜、白菜、椎茸、ネギで翌日はスープにします。
追いゆずをしたら、
料亭のまかないの味？
料亭で賄いを食べたことがないので、あくまでも勝手な想像です。
昆布、鶏、塩、薄口しょうゆと酒というシンプルな組み合わせが、いい味に仕上がるのかもと思えたのでした。
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