Kajirinhappyのブログ

おうちごはん、家飲み、山旅、温泉、リモートワーク中の日常などを綴っています。

八ヶ岳【苔むす山を黒百合平までトレッキング】【鹿にも出会えた創業100年信玄の薬湯 渋・辰野館宿泊記】

夏山が冬山になる前に、八ヶ岳天狗岳を目指し、黒百合平まで歩き、信玄の薬湯 渋・辰野館に宿泊した記録です。

ワクチン二回接種し、感染症対策に十分に配慮して行きました。

 

初日 御射鹿池 渋御殿湯宿泊

2日目 苔むす森歩き 黒姫平 渋・辰野館宿泊 今ここ

3日目 平山郁夫シルクロード美術館

映画『もののけ姫』に出てくるような苔の森

前日に渋御殿湯に宿泊し、6時過ぎに朝食をおにぎりにしてもらって登山開始。

8月の長雨の影響で、足元はぬかるんでいました。

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ひたすら歩き、黒百合平を目指します

さすがにおなかがすいたので、途中おにぎりをひとつづつ食べました。

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渋御殿湯のおにぎり
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苔また苔 この白いのは何かしら

あたり一面苔です。

まるでジブリ映画の『もののけ姫に出てきそうなマイナスイオンたっぷりの苔むす山。

苔に関して全く教養がない我ら、苔の観察教室に参加してみたいねと互いにつぶやく。

黒百合ヒュッテ

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黒百合ヒュッテ 物資はヘリで運搬しているようです

10時開店の黒百合ヒュッテでは、おはぎとお茶のセットがあったので、思わず注文。隊長と半分づつにしました。きな粉のおはぎの中にはあんこが入っていて感激!

お隣で、テント泊ソロらしきお姉さまは、ビーフシチューセットを注文されていました。こちらも美味しそうでした。

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おはぎとお茶のセット
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チップ制のキレイなトイレ 天狗岳の案内

当初天狗岳まで行く予定でしたが、足元ぬかるみ滑りまくりで、ガスっており、時間も足りなくなってきたので、今日は天狗岳は諦め、ゆっくり安全に下山しようと決まりました。

中高年無理しません。

この日、黒百合ヒュッテまで出会った登山客ゼロ。

下山途中に出会ったのは20人ほどでしょうか。

ガイドさんとともに登ってくるパーティに出会いましたが、黒百合ヒュッテで開催されるイベントの『フルートとギターの夕べ』に参加されるのではと想像しました。定期的にイベントが開催されるんですね。

一度クロユリの季節に行ってみたい。

クロユリ満開の山ってどんな感じなんでしょうか。見てみたい。

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下山となると元気になる私笑。

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お菓子のきのこの山みたい

きのこ好きとしては、きのこを見つけたら写真を撮らずにいられません。

きのこの名前も苔の名前もさっぱりわかりませんが、見ているだけでも楽しい。


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これでもかの苔 自然の苔玉

下山後、本日の宿 信玄の薬湯 渋辰野館を目指しました。

野生の鹿の親子に出会う

宿に向かう道で鹿に出会いました。

車内から写真を撮ってみました。

鹿の生息地を実感した瞬間。おじゃましてます。

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信玄の薬湯 渋辰野館

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信玄の薬湯 渋・辰野館

創業100年奥蓼科の温泉宿。渋・辰野館。

開湯に関する一番古い言い伝えでは、日本神話の中で大国主の神と一緒に国づくりで活躍する小人の神・少名毘古那神(スクナヒコナ神)が、この薬湯を発見したと伝えられています。

その薬湯は非常に強く、戦国時代には武田信玄が戦で傷ついた重臣や軍馬を密かに湯治させたといいます。出典:渋・辰野館パンフレット

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チェックイン時にとても丁寧に温泉と館内の説明を受けました。

私たちの到着は2:45。お部屋には3時以降に入れるそう。

我ら既に、朝の6時から、8時間弱歩いていて、おなかはすいてるし、水以外のなにか(ビール)飲みたい。

チェックイン時に、夕食時の飲み物の注文をあらかじめ聞かれた時にあった一番搾りの生ビールの写真にくぎ付けの私。

「こ、これを、今ここで飲ませてください。」

とお願いしたところ、おつまみと共に持ってきてくださいました。このおつまみ付きが超嬉しい!

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諏訪神社御柱の御冠! 可愛いお部屋の鍵

ロビーには、様々な種類のはく製の動物たち。すごい種類です。猛禽類もいます。


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お部屋は206号室。

清潔な室内、お布団がきっちり美しく整えられて、すでに敷いてありました。

かごも可愛い。


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展望風呂

浴衣に着替えて早速温泉へ。

まずは展望風呂(石鹸、洗顔料、シャンプーが使えるのはこちらだけ。天然水を温めたお風呂。


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信玄の薬湯

いよいよ信玄の薬湯へ。打たせ湯付きの風情ある内湯。

手前の源泉18℃に寒くて私は入れませんでした。

でもこの流れ落ちる源泉は、飲用にとてもよろしと聞いたので、手ですくって飲んでみました。

奥の加温されている白濁のお湯がとてもよろしく、いつまでも入っていられそうでした。

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手前 源泉18℃ 奥 加温40℃

森の温泉

森の温泉もとても風情があったのですが、外の源泉18℃には私は入れず、これまた加温している内風呂でゆったり、のんびり。

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左 露天源泉18℃ 右 加温40℃

夕食

18:00から食事処しらかばで。

私たちの席は、外に向かって二人で並んで座りました。

宿泊客は私たちを加えて6組。しっかりと距離をとって、対策されています。


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既に、到着時にビール飲んでますけど、もちろんビール飲みました。

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信州サーモン刺身とビールで乾杯

盛り沢山の野菜メインの盛り合わせが圧巻でした。

これ一人に1トレイで食べきれませんでした。


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ひたし豆・モロヘイヤのおひたし・きゃらぶき煮物・アスパラガス・さつま芋・花豆の煮物・シャドウクイーン(じゃがいも)・長芋・ワサビのつくだ煮・もろこし・竹の子・ミニトマト・かぼちゃの寒天よせ・カリフラワーバターこしょう味噌のせ・トマトの寒天よせ・かぼちゃの茶巾しぼり・金糸うり・おかひじき・枝豆・ローストビーフ・芋の煮物・菜花からし和え・ほうれん草おひたし・白和え・いんげん豆チップス・じゃがいも・きゅうり漬物店ブロッコリーくんせい卵・とうもろこし・じゃがいものエゴマまぶし・ちびピーマン味噌だれをつけて)メニューから転記してみました。

すごい種類です。

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信州産豚鍋 お野菜のスープ

このお野菜たっぷりのチーズ入りスープが大層美味しかったけれど、これでおなかいっぱいになってしまった感。

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絶品の岩魚の塩焼き

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信州そばと天ぷら

天ぷらは、甘とうがらし、モロッコ豆、水前寺菜、コリンキー、ズッキーニとこちらも野菜づくしでアツアツをもってきてくださいました。

信州そばは、残念ながら、期待していたほどではありませんでした。

すみません、正直な感想です。

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手作りジェラートと果物

朝食

朝湯に入ってから、8時からの朝食は夕べと同じ食事処で。

外の緑がより一層鮮やかです。

私たち一番乗り。早すぎないか?

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朝食も野菜たっぷり。木の器のお野菜は二人分。

取り分けていただきました。ペスカタリアン仕様の印象。

信州の旬のお野菜の多さに感激。ざっと数えただけでも、すでに30品目突破。


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感想

温泉♨️が大層よかったです。

前日に引き続き信玄公ゆかりの薬湯、傷ついた重臣や軍馬を湯治させた湯。

源泉冷たくて入れませんでしたが、加温されている白濁の湯が染み入るようで、身も心もとてもゆっくりできました。

夫は、源泉18℃と加湿40℃の温泉を交互に2-3回繰り返し、とてもよかったそう。

お料理は地元のお野菜尽くしで、量がたっぷりで夕飯は食べきれませんでした。

懐石料理とはまた異なる、地元の野菜メインの滋味あふれるヘルシーな食事が特徴があって楽しかったです。

周辺には宿で整備している4つのトレッキングコースがあるそうです。

私たちは山歩きをした後に宿泊したため、トレッキングコースの散策はしませんでしたが、これもまた楽しそうです。

 

リピーターが多くいらっしゃるのがわかる気がしました。

満足して、次の目的地である、山梨の平山郁夫シルクロード美術館に向かいました。

 

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