【ビハインド・ザ・シーン・ツアー イタリアンナイト MSCベリッシマ⑥】

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今回MSCが企画しているオプショナルツアーの中で、唯一申し込んだのが、ビハインドザシーンツアー

バックステージエリアと機関制御室・操舵室の2つを申し込むと$80/人（12,000円/人）とかなりお高めだけど、バックステージエリアに超興味ある我らは乗船した翌日、朝イチで申し込み。

既に残席5席って、みんなどんだけ予約が早いんでしょう😮

機関制御室・操舵室

当然こちらは、超セキュリティ度が高いので、事前に男女別でセキュリティガードによる厳密な持ち物検査＆身体検査を受ける

飛行機の搭乗前の検査よりも厳重な検査

カメラも携帯電話の持ち込みも✖　

従って何の写真も無し

事前に、機関制御室は、私達のキャビンの先から見えるあの出っ張りだろうと認識

視界が広々と開けている高い場所が必須ですね

私達のキャビン14033から船尾に向かうエリアは、MSCヨットクラブと呼ばれる、お高級ゾーン（個別のレストラン、プールがあり1キャビンにつき選任の執事（バトラー）が付いて、飛行機のビジネス＆ファーストクラスのイメージ　お値段ももちろんファーストクラス級）、その先に船長やオフィサーのオフィスやキャビンがあった

我らのキャビンはヨットクラブではありません

デッキ14

• 今回のイタリア人船長はキャリア47年のベテラン（一体いくつだ？70歳は超えているとお見受け）
• 船長は4か月乗って交代
• ブリッジに、よく見る舵はない　計器類全てコンピュータ制御　その場で360度回転可能
• コントロールする操縦台が全部で4か所　このデッキ14の左右中央に三か所、デッキ19にもバックアップあり
• 水中で出る羽のようなスタビライザー搭載　時化の時、船舶を安定させるためにスタビライザーを出す　今回も外洋に出て大きく揺れたとき発動したと
• 水先案内人（パイロット）がタグボートを使って、着岸、離岸し業務を行うが、船長は、自分は47年のキャリアがあるのに、自分のキャリアの年齢にも満たない若造の水先案内人に関しては、やや愚痴っていた😆
• ブリッジのすぐそばに船長やオフィサ―のオフィスとキャビンあり　広かった😳
• ブリッジには最低3名のオフィサーが常駐し、密なコミュニケーションをとって、様々な決断を、最終的には船長が行う
• 船内には5,000のCCTV＆セキュリティコマンドセンターあり
• エンジンコントロールルームには4つの発電機
• 重油ともう一種類の油（記憶忘れ）で自家発電
• 船内の水は海水からろ過装置を通じて提供
• 船内で出た汚水や食品廃棄物は、一定の処理をして、その国の規則に従って、大まかには12マイル（20km)離岸したら海洋放出
• 私、船長に今まで最も難しかった決断は何か、と質問したら、イタリア人らしく妻と結婚する決断だったと笑わせる　いやいや、そうじゃなくて、船長として最も厳しかった時はと突っ込むと、十数年前にハイジャックされて、パイロットが撃たれたことだったと😳なんで操舵室に入って来られちゃったの？と時間切れでそれ以上聞けなかったのが残念

バックステージエリア

• いつも楽しいショーを見せてくれるダンサーたちの衣裳部屋や、映像コントロール室も見せてもらえて興味深い
• ロンドンシアターとカルーセルの二か所のステージの映像も音楽もすべてコンピューター制御
• ロンドンシアターはイタリアで、カルーセルはフランスですべての振り付け等レッスンを行い、船では簡単なリハのみで演技　プロですな皆さん
• ランドリールームには300kg容量の洗濯機2機フル稼働
• 12時間交代で、洗濯する人、プレスする人を垣間見て重労働を実感
• ギャレーでは250人/日勤務
• メインレストランとギャレーをつなぐ通路には短めのエスカレーターがあり、メインレストランオープン時にはゲストひとりひとりの注文を聞いたウエイターが長い列となり、お皿をピックアップすると言う　すごい激務です😳
• メインダイニングの私たちの担当のウエイターに、今度の休暇はいつ？と聞いたら平日は休暇なしで働き、次回の休暇=下船は10月だって　激務です😳
• 乗務員は55か国から集まる
• 乗務員専用野フロアには、乗務員向けのレストラン、プール、ディスコ、バーなどもあり
• 乗務員数約1,595名ですから、ずっと船に乗りっぱなしでストレスは相当なものかと拝察　彼ら向けの様々なレクレーションの企画も充実しているとか
• 掲示板には "We are hiring"といった仕事のオープンポジションも貼ってあり、やる気があればキャリアパスが用意されていた
• 船内のすごいヒエラルキーを感じた
• 横浜発着のクルーズの物品は、全て横浜で補充　ワインは4000本積んでるって　

イタリアンナイト

この日のドレスコードはイタリアンナイトでイタリアの国旗の赤、白、緑、何かしらを身に着けるのも楽しい

イタリアンナイト

必須じゃないので、全くそれに反応しなくても全然OK

我らは、前もってユーチューブで予習して、

私は10年以上前に買った緑のワンピ、隊長は探しに探して、Amazonでイタリアンカラーの蝶ネクタイを調達

うっかり二人の記念写真撮り忘れ😅

メインダイニングのディナーもイタリアンなのをチョイス

毎回隊長と異なるお皿を注文して、二人で半分づつ

この日、22時にビュッフェ会場がデザート一色になると言うので、

冷やかしに来てみた

演出がすごい！

チョコレートナイトのような

ふたりで一皿にとどめてみた

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