しまなみ海道の旅二日目は、今治城、日本総鎮守と呼ばれる大山祇神社(おやまづみ)、平山郁夫美術館を楽しみ、尾道に宿泊しました。
道後温泉を後にして今治に向かう途中、玉川ダムの美しさに目をみはり、松山大学ボート艇庫の看板の近くで車を停めてみました。
ボート部らしき皆さんが練習していました。しばし見とれてしまう風景とボート部。
今治城に到着。城作りの手本になった日本屈指の海城だそうです。
駐車場にとめて、ボランティアの方にガイドをお願いしました。
海水がどこから入ってきているのか見渡してもわからなかったところ、なんとお濠の傍のこのようなところから海水が。よく見ないとわかりません。
こちら大きな石は城主の権威の象徴だそう。
石の名前は勘兵衛石。今治城の築城奉行と伝わる渡辺勘兵衛に因んだものなんだそう。
築城の名手・藤堂高虎の最高傑作と言われる海城。
武将なのに甲冑はつけておらず、平服で築城の指図をしている藤堂高虎の銅像。
天守の内部は豊富な甲冑コレクションでした。悲しいかな、甲冑の見どころわからず。
武将たちこんな重そうなの身に着けて戦していたの?すごい筋トレですわ。それから皆さんこんなに小柄だったの?と思う程小さく感じたのでした。私はどの甲冑も小さすぎて入らない感じがします。
天守からは、しまなみ海道、瀬戸内の島々、今治城下が見渡せて素晴らしい。
次は大山祇神社(おやまづみ)へ。
天照大神の兄である大山積大神を祀る神社。海上安全の守護神として、日本国土全体を守護する神として古代から日本総鎮守として尊称されているそうです。知らないことが多いことに気づかされます。
ユーモラスな狛犬さんがいいです
樹齢2600年の神木である大楠
全国に約一万社余りの分社を持ち、古代より多くの信仰を集めてきたそうです。
道の駅 多々羅しまなみ公園へ。多々羅大橋のたもとにありビューポイントでした。
新鮮な魚介類を用いた料理が味わえるレストランや特産品センター、農産物直売所などがあって楽しい、マハタ料理食べてみたかったわ。
農薬使ってません柑橘類に心躍る。全種類買って持って帰りたいところですが、家に帰ったら愛媛産の柑橘類をジャンジャン購入して応援することにいたします。
こんなにある柑橘類、どれも食べたい。すごい種類です。
そして平山郁夫美術館へ。
平山郁夫画伯は、瀬戸田町で生まれ瀬戸内の青い海や緑の島々の織り成す豊かな自然の中で幼少期を過ごし、「私の原点は瀬戸内の風土である」といっているそうです。貴重な少年時代の絵画や資料、晩年の作品が展示されていました。
入館後、エントランスから見える庭園も見事。
ロビーを飾る陶板の原画《仏教伝来》
平山郁夫の画業の「仏伝」と「シルクロード」連作の出発点となる記念碑的作品
「奥入瀬渓流」
画伯14歳の時の絵「元寇の役」
この絵を14歳で描くとは、画家としての溢れんばかりの才能を感じました
「アフガニスタンの少女」の大下絵(左)と完成画 1974年
ものすごいスケッチの数
「求法高僧東帰図」1964年
とにかく素晴らしい美術館でした。
東京藝大を主席で卒業された奥様と結婚され、結婚と同時に奥様が絵筆を折り、共に海外へスケッチ旅をしてきたことなど、今の時代だったらどうだっただろう、夫婦で画家もありだったのかとも思いながら。ゆっくり鑑賞できました。
毎回美術館に行くとささやかな楽しみ、最も気に入ったポストカードを夫と私が一枚づつ買います。
今回はこちら。
夫は「亜刺比亜の翁」を
私は「アフガニスタンの少女」を選びました。
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