東山温泉 源泉かけ流しの宿 会津藩上級武士の指定保養所として会津を癒してきた、向瀧宿泊記後編です。
会津東山温泉向瀧
朝風呂は、さるの湯に入ってから、貸切家族風呂にも行ってみました。
貸切家族風呂
貸し切り風呂は蔦、瓢、鈴の3室。空いていれば内側から鍵をかけて無料で入れます。シャワーはありません。


小さめ二人で入ってちょうどいい大きさでした。
天井には、それぞれ蔦、瓢、鈴の、各浴室に因んだ彫刻が。



古風な温泉浴室をゆっくりと楽しみました。
前夜は、食事後番頭さんがお部屋に来て、布団をきっちり敷いて下さいました。しっかり厚みのある布団だったのですが、最近は腰が痛くなる確率高しのため、布団の部屋の時は、キャンプ用のモンベルの携帯用マットを持参し敷布団の下に敷いています。
朝風呂に行って部屋に戻ってきたら、布団が片付けられていて、私のマットがポツンと残っていました。小っ恥ずかしい。
朝食
なめこの味噌汁と虹鱒のせいろ蒸しは卓上で温めていただきます。
夫が温泉卵はこうじゃなくちゃと絶賛していました。白身がとろんと、黄身は適度に固まっているのが彼の好みらしい。私は黄身がどろんとしていた方がいいのですけど。
どれも、素朴で優しい味でした。
ご飯がお櫃にたっぷり嬉しいですが、食べきれません。
中庭
朝の階段は昨夜と景色が違います。
148年経過している木造旅館、階段にも歴史を感じました。


チェックアウト後、周辺をぶらぶら散策。
「土方歳三」戦傷湯治の岩風呂
東山温泉発祥の源泉跡 「土方歳三」戦傷湯治の岩風呂。新撰組 土方歳三副隊長のイラストあり。


副隊長はこの湯で傷を癒したとか。新撰組ファンにはたまらないでしょう。
御薬園 国指定名勝 会津松平氏庭園
戊辰の戦いをくぐりぬけ、残った庭園だそうです。
会津松平家二代藩主保科政経は、領民を疫病から救うために薬草園を整備したとか。


会津戦争では、御薬園は新政府軍の療養所として使用されたとか。このためお茶屋御殿は消失を免れたが、当時の刀傷は今でも残っていました。
下野街道 大内宿
高倉宮伝説と茅葺きの家並みが残る宿場


こちらの三沢屋さんで名物のねぎ蕎麦を食べることに
山菜の天ぷら、ねぎそば、水そば(大根おろしの汁に自分でめんつゆを加えて味を調整してたれを作る)
ねぎの辛味がそばに合いました。


階段を登って見渡す大内宿の眺めは貴重でした。

今回のお土産
会津葵で和菓子、鶴ヶ城で山塩と長門のゆべし、向瀧ではとても気に入ったカジカの箸置き、御薬園では、野草のお茶と塩ゆでぴー、大内宿ではこづゆを作るのに可愛い小さな豆麩なんと280円のお値打ちを買いました。
会津は美しい街でした。東山温泉にゆっくりつかれてのんびりできました。
会津の歴史を知ると複雑な気持ちになります。もう少し本を読んで見たいと思います。
会津のこづゆはぜひ一度作ってみようと思いました。
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