この日はいよいよ、今回の旅の目的三番目の静岡市の芹沢銈介美術館に行きます。
- 天城山登山
- 遅らばせながら29回目の結婚記念日を湯宿 嵯峨沢館(11の湯処がある)で祝う
- 行ってみたかった静岡の芹沢銈介美術館に行く ←今ここ
湯ヶ島の宿、嵯峨沢館をチェックアウトして、まずは、猪最中を売っている小戸橋製菓へ向かいました。
猪最中気になっていたのよねー。
こちらの最中も有名だけど、かき氷もかなりいいらしいと宿の方に伺いました。
朝食でおなかいっぱいだったけど、二人でひとつの注文でもOKと聞いたので、抹茶かき氷頼んでしまいました。ご親切に、取り分けようの器とスプーンもつけてくださって、ありがとうございます!
お茶処の静岡の抹茶は美味しく、氷はふわふわ。昆布茶もついて大満足。
途中の道の駅では、ぶらぶらとして、伊豆と言えばわさび園でわさびをお土産に買いました。
本日の目的地である静岡市の芹沢銈介美術館を目指しました。
小学校か中学校の教科書に確か載ってていたと思う、登呂遺跡と登呂博物館のそばにあります。
美術館のアプローチが素敵です。美術館入り口から噴水をのぞみます。
銀座あけぼのの「味の民藝」の掛け紙になっているのが、染色家・人間国宝芹沢銈介の「春夏秋冬」。芹沢の染色作品には、のれん、屏風、着物、帯、染絵額、絵本、カレンダー、うちわ、蔵書票など実に様々。ずっと見に行きたいと思っていました。
入場時に、検温、連絡先、消毒をしました。
本展覧会では、ひとり1展示品のみ写真撮影が可能であることの説明を受けました。
それは来館者の要望と観覧に相応しい環境や著作権等のバランスを考慮し、撮影目的が個人的な楽しみであること、SNSなどには掲載しないことを了解した上で近くの係員の方に申出ると言うもの。
そんなわけで、素晴らしい作品をこのブログにアップすることは残念ながらできませんが、芹沢銈介デザインの中でも圧倒的な質と量を誇る「装幀(ブックデザイン)」の仕事の特集、圧巻でした。
川端康成、内田百閒、山本周五郎、獅子文六、司馬遼太郎、岡本かの子、有吉佐和子、山崎豊子、柳宗悦、丹羽文雄等、人気作家のブックデザイン、大層美しかった。
今や本はキンドルで読めるようになり、本自体を所有せずに手軽に読めて便利ですが、本自体を買わないと、本棚を見て、自分以外の家族が楽しんだり、この「装幀(ブックデザイン)」の楽しみはあまり得られないなと実感。
本当に気に入った本は、装幀を含めて好きなこともあるので、時代に逆行しているようですが、本で持っていたいとも思うのでした。
私は、朱の朝顔文のれんを、夫は知恩院大殿内陣荘厳布柱巻の型紙を撮影させていただきました。
知恩院の柱を見に行きたくなりました。
いつものように、気に入った絵葉書と御滝図の手ぬぐいを買って美術館を後にしました。こじんまりとしていますが、デザインや染物、工芸が好きでしたら、とても楽しめると思います。
帰りに海老名SAに寄って夕飯を買いました。
久々の海老名SA、もはやデパ地下ですね。何でも売っていました。
寿司好きの私たちは、恒例の?鯵の押し寿司、またもや鯵のから揚げ(塩、柚子胡椒、七味)、つまみ揚げ等買って、伊豆の山葵と共に夕飯といたしました。
静岡は、伊豆半島の美しい海があり、天下の名峰富士山、天城山があり、大好きなわさびやお茶の産地でもあり、本当に素晴らしいところでした。
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