天城山万二郎岳を下山して、いよいよこの日の宿 湯宿 嵯峨沢館に向かいました。
天城湯ヶ島 湯宿 嵯峨沢館
嵯峨沢館の看板をみて進みます。
籐のクラッシックなカートで荷物を運んでくれました。
広いロビーエリアのソファで、お手拭きとカモミール入り緑茶をいただきながら、チェックイン。チェックイン時に浴衣の希望サイズも記入しました。
ぷー露という名の天然温泉を使用したプールも。
客室 山茶花
お部屋は山茶花の部屋に案内されました。
多分最もお手頃の部屋だと思います。他は露天風呂付きのお部屋多し。
前室と客室と、清流沿いのリラックスチェアがあり、広々しています。
窓から見える狩野川が美しい。風呂上りにこちらでビールが最高でした。
改めて、お部屋で緑茶を入れていただき、シナモン風味が美味しい根方のいも吉くんと共にいただきました。
鮎の形のおかきとカワハギのおつまみは風呂上りのビールのお供に大層うれし。
こちらには源泉は一緒の11の湯処があり、2つの露天風呂と4つの内風呂の他に、3つの貸切風呂と岩盤涅槃浴があり、到着後の予約制だそう。
私たちは4時頃に到着し、それでも当初の登山を相当早めに切り上げてきたつもりでしたが、なんと我ら最後から二番目に遅いチェックインだったそうで。
客室係の感じのいいお姉さんが、皆さん温泉を楽しみに、とても早くにチェックインされると教えてくれました。2時過ぎにチェックインされる方もいるとか!
完全に出遅れている我ら、ちょうどいい時間帯の貸し切風呂はほぼ予約が取れない状態だったので、この日はそれぞれ女湯男湯に入り、ジャグジーをスマホで予約してみました。翌朝早い時間に空いていた貸切露天風呂も予約しておきます。
浴衣に着替えてGO!
バイブラ風呂
貸切風呂で予約がとれたバイブラ風呂へ。
岩盤涅槃浴と同じ成分の石を底に敷き詰めて、底から出る気泡が石に触れながら出てくる為、温浴効果も高くなっているそう。泡がでてマッサージにもなる感じがしました。貸し切り風呂前にある、掛物とお花もまた楽し。
夢告の湯と露天風呂 寝覚めの湯
館内の両端にある源泉かけ流し温泉へ。
男湯と女湯は館内の両端にあり、翌日交換になるため、私は女湯へ。
内風呂の夢告の湯は、左のガラス戸がすべて開け放たれて、天井が高く、開放感があり、写真以上の素晴らしさでした。無色無臭でしたが、美肌の湯だそう。
写真はHPからお借りしました。
夕食
夕食は個室の食事処で。6時からお願いしました。
結婚29周年に乾杯。これからも健康で、一緒に山に登って、筋トレして、旅に出て、お互いまだまだ元気に働きましょう。
夏らしいお膳で、かわいらしい小さいスイカは、なんとカボスの皮に明太子を入れてスイカに見立てていたのでした。
夫は箸付の枝豆豆腐 焼茄子が気に入り、
私は、夏八寸の、にが瓜 焼椎茸 干ぶどう アーモンド白和えが好みでした。後で家で再現してみたい。できるかな?
花酔の湯(貸し切り露天風呂)
朝風呂は、予約していた露天風呂へ。狩野川のせせらぎが聞こえます。
露天風呂 川の湯
昨日男湯だった狩野川沿いの露天風呂は朝は女湯に交代になったので、行ってみました。こちらも狩野川沿いです。昨日登った天城山もちらりと見える。朝日を浴びて清々しいです。
館内にはマッサージチェアがあり、私は朝からひとり30分マッサージで二度寝しそうでした。
朝食
昨夜と同じ個室で。
朝食は沢山のお菜が出て、さすがの私も完食ならず。夕方までおなかがすきませんでした。
食後ラウンジでコーヒーをいただきました。
温泉、食事、器、しつらい、サービス、客室、お花、どれをとっても満足するお宿でした。
私達は露天風呂付客室ではなかったのですが、ほとんどのお部屋に露天風呂が付いているようです。そのせいか、男湯、女湯ではほんの数名の方としか出会わず、ゆっくり、のんびりと温泉を楽しめました。
ある部分はとても日本的で、一方バリ島のリゾートをイメージさせるようなゆったりとしたエリアもあり、時代を経て、工夫しながら進化しているお宿とお見受けしました。リピーターが多いのも納得です。
帰りに縞の着物姿の女将とスタッフの方が、玄関から車を発進するまで見送って下さいました。ありがとうございました。
紅葉の季節に再訪したい宿になりました。
”嵯峨”が付くお宿に当たりが多いのは気のせいかしら?
一年前、大菩薩嶺登山後に宿泊した、山梨の嵯峨塩館も気に入った宿です。
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