我が家には、アカハライモリが二匹おりまして。
その名をいーちゃんともーちゃんと申します。
名付け親は私です。
我が家で飼うようになってから、かれこれ10年以上になります。
息子が小学校の時に飼い始めた記憶がありますが、誰もその経緯を覚えていないのでした。
買った時は雄雌のペアを買ったと思っていて、お店の人にも繁殖しますよと言われてはや約10年超。雌雌か雄雄を買ったのかもと思うようになりました。
毎朝餌をあげ、2ヶ月に一度は水槽を洗って、水の入れ替えをするなど、最も可愛がり、お手入れはずーっと夫が担当。
11月の我慢の三連休。遠出もできず、自然観察の森に、50代の夫婦ふたりで散歩方々出かけました。
そこにあるネーチャーセンターの一角に”水辺の生き物コーナー”というのがありまして。
大小さまざまな水槽に、メダカやドジョウなど、身近な水辺で見られる生きものを、在来の水草とともに生態展示しているコーナーなのですが、その一角にあるアカハライモリがのびのーび、自由に水中で泳いでいる姿に衝撃を受けたのでした。
我が家の、いーちゃんともーちゃんが、こんなに伸び伸びと泳いでいる姿を見たことがない。
もしかしたらとても狭いところに監禁しているのではないか、
それはいーちゃんもーちゃんに対して、とても可哀そうなことをしているではないか、
と思ったのです。
こちらいーちゃんともーちゃんと、飼育初めてから先週までの10年来の水槽。
ついに、新しい水槽に取り替えることにしました。
左は先日交換した新しい水槽、右10年間過ごした水槽。
もっと早くに交換してあげればよかったよ。
今日の朝、いーちゃんともーちゃんの様子をみると、どうしてももーちゃんが見つからない。
左隅で赤い腹を見せてるのはいーちゃん。
夫は中に隠れているんだ、と言うのですが。
日々お世話をしている夫が言うのだからと、その言葉を信じたのですが。
買い物から帰ってきた午後、見渡してもやっぱりいない。
こんなこと今までなかったよ。
水槽内を隈なく探しても見つからない。
家族三人で玄関周辺を探しまくる。
全員の靴の中も探すがいない、いない、どうしよう。心配になる。
すると、娘が玄関のドアの下にいるもーちゃんを発見。
こんなところにいたー。
どーやってここに来たのか。
水槽脱出後、転落したとしか思えない。
もーちゃんをつかみ上げて、水槽に戻す夫。
かなり乾燥していたとは夫談。
今まで付いていなかった、ろ過装置のパイプと電源コードを伝って脱出したに違いないとよみました。
いーちゃん、もーちゃん二匹もどって安心したよ。
上部に開いた隙間を埋めるべく、ホームセンターにアクリル板を買いに行った週末でした。
もーちゃんが戻ってきて(右上)、いーちゃん(左下)も心なしか喜んでいるように見えるのは、私だけだろうか。
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