年末の登り納めに鋸山に登り、安房温泉 お宿ひるたに宿泊した記録です。
昨日に引き続き石関連&観音様ですが、日本各地にある砕石場や石切場の近くには、観音様や大仏様を彫って祈りや願いを込めてきたのでしょうか。
千葉県の鋸山は一度は行きたいと思いつつ、なかなかチャンスがありませんでした。
ルートをとても甘く見ていて、下調べが不十分だったので、結果的にピークを三つ登ることになりましたが、行きは関東ふれあいの道で、石切り場跡、百尺観音、有名な地獄のぞき、千五百羅漢、石大仏を楽しみ、帰りはロープウェイで下りてきました。
関東ふれあいの道から出発!英語の案内があちこちにあったことから、外国人のハイカーも多いんだと思います。そしてこの日も何人かにすれ違いました。
東京湾、伊豆半島が見渡せ、条件が揃えば富士山も見渡せる絶景。富士山の頭がうっすらと見えます。
マムシに注意
左は、その昔石切場から石運搬のための階段、右は現在の登山道
映画の撮影にも使えそうな雰囲気があります
安全第一の文字が
急な階段を何度も登って
鋸山の山頂 329.5m
拝観料700円を支払って、日本寺北口管理事務所から入りました。
左 百尺観音 昭和41年に完成した大観音像
右 有名な地獄のぞき
千五百羅漢道には、海を越えて伊豆から運ばれた石材を江戸時代に21年間かけて彫られた羅漢が並んでます。鋸山の石ではなかったのが意外でした。
日本一の大仏様
鋸山 日本寺 薬師瑠璃光如来 高さ31.05m 御丈 21.3m (日本寺の資料に基づく)
この日のタイム 4:22 距離6.9Km 結構アップダウンがありました
この日のお宿、安房温泉 お宿ひるた
5室のみの小さなお宿です。
囲炉裏のあるロビーでお茶をいただきました。
お部屋もコンパクトで、洗面所やトイレなどリフォームされた後がうかがえます。
海側の部屋から、富士山よく見えます。これが素晴らしかった!
露天風呂は夜は予約制でした。チェックイン時に露天風呂での飲み物を聞かれ、夫はビール、私は白ワインを注文。名前と共に準備されていました。すごいサービスです。
露天風呂も内風呂もコンパクト
お楽しみの夕食は部屋食でした。
主菜 活鮑踊り焼き
椀物 白子豆腐 東寺巻き
主菜 地魚姿づくり
日本酒飲み比べと伊勢海老お造り
蓋物 トリュフ茶碗むし フカヒレ餡
和牛焼き
鍋物 エンザラ つみれ鍋
エンザラ、聞いたこともありませんでした。深海魚で、正式名称は「クロシビカマス」という、幻の高級魚なんだそうです。
美味しかったけど、魚の旨さを上手に表現する食レポうまくできません。
食事 玉子雑炊 香物
玉子雑炊絶品でした。
デザートとお茶
朝食は、食事処で、夕べの伊勢海老の殻のいい出汁のお味噌汁など、ご飯がすすむお菜。
食後の珈琲とデザートはお部屋に持ってきてくれました。
わずか5室の小さなお宿ですが、海側の部屋からは富士山が望め、新鮮な地魚が最高に旨く、こじんまりとした温泉にゆったりつかり、のんびりできました。
食事が期待以上に良かったこと、スタッフの皆さんの応対も心地よく、良宿だとおもいます。
朝食後、波打ち際を散歩していたら、宿の左手に、同じ紀伊国屋グループの、おしゃれなホテルがありました。2020年1月オープンの全室露天風呂付オーシャンビュー客室とラグジュアリーな空間、都心から少し離れた非日常の特別な時間を過ごす大人のための宿だそうです。こちらもよさそうです。
山歩きが好きですが、食べ物は海のもの、海を眺めながらの温泉もたまにはいいものです。
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