Kajirinhappyのブログ

おうちごはん、家飲み、山旅、温泉、リモートワーク中の日常などを綴っています。

お花の田代山トレッキングと尾瀬檜枝岐温泉 旅館ひのえまた宿泊記

久しぶりに早起きをして、高山植物が美しいと聞く田代山(たしろやま)のお花に会いたくて、田代山トレッキング&尾瀬檜枝岐温泉 旅館ひのえまたに宿泊した記録です。田代山の山頂から、永年のあこがれである日本百名山会津駒ケ岳が見えると言うので、アイコマにも会いに出かけました。

田代山に向かう道は、ほとんど舗装されておらず、ずっと凸凹道をひたすら(夫が)走りました。  助手席で爆睡していたさすがの私も寝れない程のすごい道でした。

猿倉登山口の手前の広い駐車場には車は一台も止まっておらず、ここでトイレを済ませました。


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田代山 

この日、猿倉登山口駐車場には、私達の車を入れて合計11台。本日6/13が山開きのようです。


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 猿倉登山口から11:30に登り始めました。

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左下のこちらのマップボックスに、おもしろ発見マップが入っていて、1部いただきました。田代山のみどころが、イラストとお花の写真と共にあって、とても助かりました。


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沢沿いの道を登り始めます。緑がとにかく鮮やかです。


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水場のそばを通り抜け、ここから急な山道が現れます。


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4ヶ月ぶりの登山は、なんだかとっても身体が重く、最初からいきなり急登で、息が上がる上がる。歩きながら、痩せたらもっと楽に登れるはずだと何度も思う。

隊長の登りのペースに私はついて行けず、途中の可愛いお花の撮影をしながら、ハアハアを落ち着かせます。

真っ赤な鈴のようなお花のベニサクラドウダン


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可憐なお花に癒されます。ミツバオウレンゴゼンタチバナ


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タテヤマリンドウイワカガミ

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小田代まで来ました。この後あと30分また登りました。


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木道に来てほっと一息、しかしその後に再度、岩場と急登り。したたる汗が止りません。


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広い湿原が目の前に広がりました。木道の間には、可憐なチングルマが咲き始めていました。


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ついに、弘法池ごしに日本百名山会津駒ケ岳雄大な姿が。この会津駒ケ岳にこの夏登りたいのです。以前会津駒ケ岳のポスターをみて、お花畑の山上の楽園に行ってみたくてずっと想っていました。高低差1203m、往復8時間プラスに怖気づいているのですが、前泊、山小屋泊でこの夏こそ行ってみたい。

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 田代山山頂2,059m

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避難小屋の弘法大師堂脇にベンチがあり、ここで買ってきたお昼にしました。サラダチキンは入らずに持ち帰りました。


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トイレはとてもきれいです。チップ制ですが、当然だと思います。このトイレのために山に登って整備してくださってる方に感謝です。


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 眺め最高、水芭蕉もそろそろ咲く準備のようです。


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チングルマに別れを告げて下山しました。これからまだまだ咲きそうです。

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多くの可憐な高山植物を見られて、雄大会津駒ケ岳に正面から出会えて、急登の疲れが吹っ飛びました。

隊長にアイゼンも持っていくようにと、リュックに入れましたが、結果的には必要ありませんでした。でもやはり備えるべしと、承りました。

田代山 活動データ

タイム 4:16  距離 5.1km 私のアップルウォッチの歩数12,021歩、登った階数70。ヤマップとの距離の違いが気になりますが、気にしない。

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尾瀬檜枝岐温泉 旅館ひのえまた

日本秘湯を守る会のお宿。ツキノワグマが出迎えてくれました。


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アルコール消毒、検温、通路の換気など、感染症対策しっかりされています。

チェックイン時の検温時に、自分の体温を予想して当たったらちょっとしたプレゼントがあります。私は36.2度の自分の体温を当て、尾瀬のお水を頂きました。嬉しい!

客室

お部屋も清潔、掃除が行き届いています。お菓子の尾瀬の宿」のクッキー予想以上に美味しかった。


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大浴場と露天風呂

こちらもきれいに清掃が行き届いています。天然温泉は無色透明のようですが、適温で山歩きの疲れを癒してくれました。檜の露天風呂にはいつまででも入っていられそうです。夕食時間帯に、男女湯の入れ替えがあります。


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食事処は個室で。6時にお願いしました。掘りごたつのようになっていて足を延ばせるのが助かります。


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山人料理(やもーど)

2000m級の山々に囲まれた檜枝岐は昔からそばを主食としてきたそう。また林業が盛んで、山で働く人達が、家からそば粉・酒・味噌・塩を持って山に上がり、食材は山の物を使って作った料理。それが山人料理だそうです。

  • 山人鍋(鴨):舞茸・きくらげ・山菜等、地元の材料と鴨肉を使いそばをつまんだ「つめっこ」を入れた味噌仕立てのお鍋。
  • 会津地孟宗竹会津地孟宗竹を、自家製まぐさぶろう(フキノトウ)味噌と一緒に。
  • ぜんまい煮:深山で採れた山菜ぜんまいと地の野ふき、赤きのこ(色が鱒の身ににていることから一般的にはマスタケと言う)の煮付け。
  • 山こごみ:檜枝岐で採れた地の山こごみを特製ソースを絡めて。
  • はっとう:檜枝岐の代表的なそば料理で、そば粉と餅米の粉をこね合わせ、まわりにじゅうねん粉と砂糖をまぶしたもの。

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 生ビールの後に会津の飲み比べセットを注文。

  • 蒸し物:玉ねぎ等の野菜を使った鶏真薯の上に、蕎麦米の餡をかけて。
  • メニューにないサービスでご主人が出してくださったあけびの新芽うずらの卵が乗せてあって、緑とシャキシャキ感が何とも言えない味わい。

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  • 岩魚の塩焼き:幻の魚と言われ清流にのみ生息する岩魚。これは最高でした
  • 名代 裁ちそば:古くから檜枝岐に伝わり、布を裁つようにして切ることから裁ち蕎麦と言われる、つなぎ無し蕎麦粉100%の裁ち蕎麦。蕎麦たれは岩魚で出汁を取っているそう。お蕎麦の光っているうちに召し上がって下さいと言われました。さすがの旨さでした。

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  • 田楽:そば田楽に山椒味噌、豆腐田楽にはにんにく味噌
  • 天然サンショウウオのから揚げ
  • またたびのはちみつ漬け:また旅ができますようにだそうです。
  • めぇだけ飯:地元産舞茸ごはんとお漬物

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お腹いっぱいです。

いつもはお酒を飲んだらご飯は食べませんが、檜枝岐名物の舞茸ご飯は食べたい。こちらは炊き込みでしょうか。お箸が止りませんでした。

朝食

朝食は6時から選べます。登山で早く出たい場合は、お弁当への変更もして下さるそうです。私たちは7時にお願いし、朝風呂の後、前夜の夕飯の時と同じ個室の食事処へ。 目の前で温かい味噌汁を自分でよそっていただきます。

岩魚の甘露煮と独活の皮のきんぴら、納豆、温泉卵、海苔、お漬物、かぼちゃ、きのこと盛り沢山。左下の山にんじんの葉のお浸しが大層美味でした。

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檜枝岐では今まで民宿にしか泊まったことがありませんでしたが、旅館ひのえまた、清潔で掃除が行き届き、温泉大層よろしく、山人料理が素朴で優しくて、スタッフの方のサービスも気持ちよく、良宿でした。楽しかったです、ありがとうございました。

 チェックアウト後、今度は帝釈山に向かいました。つづきます。

 

 

 

 

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