前日からの続きです。
檜枝岐村の旅館ひのえまたをチェックアウトして、帝釈山(たいしゃくさん)に向かいました。
宿のご主人が、ちょうど「オサバ草まつり」中で、お花が見頃で、馬坂峠登山口にて配布時間午前8時~午前12時の間に、記念ピンバッチをプレゼント中ということを教えてくれました。
登山口まで砂利道なので、気を付けて行くようにとのアドバイスも。
下山後、温泉に入っていきたいので、温泉の割引券も宿で買っておきました(通常大人ひとり600円のところ400円で購入できました)。
前日の田代山同様、すごい凸凹道を30分走り続けます。
渓流沿いには、渓流釣り、虫や鳥の観察、撮影をしている人、オートキャンプの車等を所々で見かけました。自然の中での趣味は多様だなと思いながら。渓流釣りも一度は体験してみたいとも思う。
まだまだ登ります。バイクで石道を登ってくる猛者もいました。
馬坂峠の駐車場近くになったら、檜枝岐村の方でしょうか、道路脇の空いたスペースに誘導して下さいました。駐車場は既に満車でした。公衆トイレも整備されています。こちらもチップ制で一回100円の募金箱がありました。
馬坂峠登山口駐車場では、係員の方から2021と刻印されているオサバ草のピンバッチを頂きました。ありがとうございます。毎年作っているのでしょうか。いざ登山開始!
馬坂峠登山口から帝釈山は270m程しか登りませんが、こちらもずっと急登です。登っても登っても平坦なところには出ない。
ありましたー、可愛いオサバ草、そして右はミツバオウレン(だと思う)。
息を上げながらもまだまだ登る。木の階段や岩を登り続ける。写真を撮っている時だけ息を整えられるのでした。
そして約1時間後、ついに帝釈山の頂上に到着。標高2060m。
ここから、前日行った田代湿原まで行くか悩み、少し岩場を下りてみました。所々雪も残っています。
オサバ草本当に見事です。多分この一週間が群生の見頃ではと思います。
イワカガミは、つやつや鏡のような葉っぱが名前の由来だそう。イワナシも初めてみました。地面を這うように咲いていました。
結局、昨日の田代山までは行かずに、岩場を少し下りて、お花を十分鑑賞して、帝釈山山頂に戻って早めのお昼にしました。旅館ひのえまたで作っていただいたお弁当。おにぎりが大きいです。塩味がいい塩梅で、おかずも美味しかった。そして満足して下山しました。
下山後、アルザ尾瀬の郷♨️で汗を流しました。木立に囲まれた大露天風呂、打たせ湯、寝湯、泡風呂があって疲労回復したような気がします。
この日の活動データ
タイム:2:39、距離 : 2.3km 登りが辛かった割には、それほど歩いていなかった。
日ごろはユニクロ、モンベル愛好者ですが、今回の山旅の前にマムートの軽量で速乾性のあるシャツを夫と一緒に買いました。これが大当たりでとてもよかったです。いくら汗をかいてもサラッとして、とにかく軽くて気に入りました。この夏ヘビロテ間違いなしです。
尾瀬関連のパンフレットは、旅館ひのえまたで、また檜枝岐ビジターセンターで頂きましたが、これらがとても役に立ちました。特にトレッキングガイドは様々な登山口からの距離、高度、時間、花の見どころの時期と場所など、わかりやすく書いてあって助かりました。要保存。
また、檜枝岐ガイドにも見どころや地図、檜枝岐村の民宿や宿、山小屋、キャンプ場一覧が特色と料金とWi-Fi、ウォシュレット、Web予約可のマークと共に一覧表になっているのも、次回の登山の参考になります。尾瀬の花の写真と見どころの時期も載っていて、今度はこの花の時期に行きたいという、モーチベーションを刺激されます。
今回の旅で出会った、私が選ぶ高山植物ベスト3+次点です(あくまでも私の独断と偏見によります)。ベスト3に絞れませんでした。
20年前の自分が、現在山歩きをして高山植物を見に行くとは想像もしていなかったと思います。山に出会えて感謝だと実感した今回の山旅でした。
読んでいただきありがとうございました。
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