早めに天城山を下山したので、宿に行く前にどこかに寄ることにしました。
そうだ、鎌倉殿の13人で頼家ゆかりの修善寺に行ってみようと。
「此の里に かなしきものの 二つあり 範頼の墓と頼家の墓」
1892(明治25)年、正岡子規は修善寺を訪れた際、こう詠んだそう。
竹林の小径
意外に短かかったけれど、竹林美しく。
修善寺
修善寺は鉢植えの色とりどりの菊が並べられて、紅葉と共ににぎやか。
扁額、達筆過ぎて読めまへん😅
美しい佇まいです。
こちらの扁額は読めた!
北条政子が頼家のために寄進した本尊大日如来坐像は、11月は宝物館で一般公開中。
300円を支払って拝観することができました。
館内撮影できないので、ご本尊はこちらで。
大日如来坐像修復時に、仏像を分解したところ、像内から2つの髪の毛とかつらが大事に包まれて出てきたとあり、興味深い。
当時の写真からその時の様子を知ることができます。
その髪の毛は政子のものか、はたまた頼家の妻のものか当時話題になったそうです。
古い仮面も展示中
悲劇の将軍を慰めるため毎年7月17日の命日には頼家まつりが行われるそうです。
指月殿
指月殿は、息子の霊を弔うために政子が寄進。
指月とは「経典」を意味するといわれ、政子は同時に教典も納めたそう。
頼家は母政子の配慮で出家させられたのだという。
戦乱の世とは言え、息子が暗殺されたことに関して政子はどんなに嘆き悲しんだのか、想像に難くない。
修善寺は、本当に源氏ゆかりの場所であることがよくわかりました。
鎌倉時代の木造の像を拝観出来てありがたい。
ひっそりたたずむ頼家のお墓には列が出来ていました。
一石庵のあんみつで一服
修善寺の前の橋を渡ったところにあんみつやさんあり。
クリームあんみつ、何年ぶりかな。
黒蜜をかけて。
隊長は珈琲を。丁寧に入れてある美味なコーヒーでした。
修善寺には、有名なお高級旅館が沢山あるようですが、全く泊まったことなく。
この後、船原温泉に行きました。
天城山登山☟
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