いつもにも増して長いタイトルに我ながら苦笑😅
天城山登山を終えて、達成感と筋肉痛いっぱいの我らは、船原温泉 船原館へ向かいました。
失礼ながら、あまり期待していなかったのですが、それが、蓋を開けてみるとかなり嬉しい誤算となったのでした😁
館内
とても感じのいい美しい女将さんと、ご子息の丁寧なチェックイン対応が好印象。
全国旅行支援で、ひとり5,000円引きと3,000円のクーポンありがたく。
広い畳のお部屋に案内されました。
野の花が生けられていて、それがとてもいい。
川沿いの紅葉をながめながら、椅子席でゆったり。


源泉かけ流し温泉
こちらは大きい内湯で、夜に男女交換になります。
たち湯
たち湯は、チェックイン時に45分枠の予約をして、時間になったら貸し切りで入れます。
ぬる湯なのですが、それがとてもタイプです。
食事
野趣あふれる囲炉裏のある食事処
掘りごたつのようになっているところに案内されました。
囲炉裏にずらっと並ぶ、手作り料理の数々。
小鉢の中の写真撮り忘れましたが、手作り豆腐に黄と紫のもってのほかの菊二種が添えられて、美しい。
南蛮漬けも地味に良い。
こちらが最高に旨かった山葵鍋
ごぼう、椎茸、鴨肉の入った鍋に、三つ葉と湯葉と大根おろしを加え、最後にたっぷりのわさびをすりおろして加えていただきました。
家で再現してみたい!
追い山葵する隊長
百合根のお椀もかなり◎
古、源頼朝公がここ船原峠で源氏再興を志し、狩りを催しました。
獲物を野火で焼き、酒を酌み交わしながら仲間たちと案を練ったと伝えられます。
これが郷土料理「お狩場焼き」誕生秘話だそう。
ほっこり里芋、茄子にピーマンには味噌が付いて。
お狩場で焼いた、焼きたてを持ってきてくれます。
竹筒にいれた地酒を囲炉裏で燗する「焙り燗」もお願いしてみました。
鮎、蕎麦がき、しいたけ、黒米のお餅など運ばれます。


どうしてもこのお鍋で雑炊が食べたくなった私は、少しだけご飯を入れてもらいました。


食事はおかか山葵ご飯と伺い、少しのご飯を頂くことに。
デザートは、最中に船原温泉の焼き印。
食べ過ぎです。
山の疲れと満腹で、歯磨きするや否や爆睡しました。
翌朝は、朝からたち湯でゆったりとしてから、昨夜と同じ囲炉裏の部屋へ。


勝手に採点 4.7点
【部屋】★★★★4【風呂】★★★★☆4.5
【食事】★★★★★5【サービス】★★★★★5
【コスパ】★★★★★5
昭和の古い建物ですが、手入れと清掃が行き届き清潔な館内。
源泉かけ流しの内湯と露天風呂を順番を替えて入るお湯。
ぬる湯の立ち湯は内湯と露天がつながっていて、行ったり来たり、思う存分45分ゆったり楽しむ。
頼朝が巻狩りをしたときに食した地元の野菜と伊豆ならではの山葵鍋を、焙り酒と共に囲炉裏で味わう。
刺身付きプランもあるようですが、我らは今回のプランでも十分でした。
私の、今年ベスト3の宿となりました。
翌朝、ご主人に豆を挽いて入れてもらった、たっぷりの珈琲も大層よろしく、おやじ只者ではないなと😉感じ入りました。
ありがとうございました!
好きです、船原館❤
猪鍋も興味があり、次回は達磨山か城山登山の折に再訪しようと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
お手数をおかけしますが、以下ポチっとしていただけますと嬉しいです。