2泊3日の青森の旅の目的の3つ目、日本三秘湯のひとつ谷地温泉(やちおんせん)に宿泊した記録です。
この時は2泊3日の予定で、以下の4つを目的として出かけました。
2つ目の目的の奥入瀬渓流散策を達成し、いよいよ八甲田の麓の谷地温泉に向かいました。
青森県十和田市に位置する谷地温泉(やちおんせん)は、開湯400年を誇る歴史ある温泉で、北海道のニセコ薬師温泉(閉館)、徳島県の祖谷温泉と並び、日本三秘湯にも数えられるそう。知らなかった。
途中、有名な酸ヶ湯のヒバ千人風呂にも行ってみたいと思って、その前まで行ってみました。青森には色々な特徴のある温泉があるんですね。いつの日か、ゆっくり回ってみたいです。


ヒバ千人風呂は、混浴でさすがにちょっと無理。
私も80歳過ぎたら、迷いなく混浴に入れるようになるのかしら。
夫と娘には、現在既に私は立派なおっさんだと言われ続けておりますが、やっぱり無理な感じがします。ちなみに我が家では、おっさんは誉め言葉です。
女性専用時間を狙って行くしかないですね。
ここで、生姜味噌おでんとアツアツの温泉そば饅頭は一つを3人で分け合っておやつ。あまりに美味しくて、そば饅頭はもう一つお代わりしました。
近くの地獄沼


この日の宿、谷地温泉(やちおんせん)に向かいました。
八甲田の麓、開湯400年の谷地温泉、提灯がいい味だしてます。山の中の一軒宿。
木造の鄙びた室内も秘湯感漂う。Wifi一部フロントエリアでしか繋がりません。それもまた良し。


お部屋は意外(失礼)にも、低いベットでした。外国人の宿泊も多いんだと思います。娘用(私が勝手に決定)は畳にお布団が引いてありました。夫が持ってきたモンベルマットを膨らませて布団の下にひきました。浴衣にも谷地温泉と入っていていい感じ。


温泉までのアプローチは、本当に湯治に向かう感じです。蛇が入りますの注意に驚く。


温泉は本当にいい湯でした。白濁のお湯大好き。つるつる、すべすべになりました。
女湯と男湯が時間になって入れ替えになるのもうれしい。その時間を狙って、どちらのお湯にも入りました。それぞれに上の湯(42度)、下の湯(38度)があり、男湯には珍しくも面白い打たせ湯もありました。
シャワーはありませんでした。
こちらの昔ながらの足下自噴の源泉かけ流し泉は秘湯の湯治宿として知られているそうです。
まさに湯治という雰囲気。(写真はHPからお借りしました)
夕飯は食事処で。
つくし、ぼうな、蕨など山菜が美味しい。岩魚のお造りと塩焼き。私は初めて食べるぼうなの歯応えがとても気に入りました。
アップ牛肉と岩魚の塩焼き。
秘湯で牛肉いただけるとは思わなかった。


乾杯のビールの後に、日本酒陸奥八仙を。
天ぷらに三匹目の岩魚(お造り、塩焼き、天ぷら)。骨だけ別にカラッと揚っていました。他にこしあぶら、タラの芽、しどけ。お吸い物にはこごみに帆立。
ごはんは当然全く入らず。秘湯とは思えない程のごちそうで、食べきれませんでした。



朝の玄関。看板猫ちゃんが日向ぼっこ中。前日玄関に入るときは警戒されましたが、玄関から出てきたら全く警戒されず。
日帰り温泉対応もされているようです。


朝風呂後の朝食
朝食も、もちろん美味しかったのですが、こちらのお水は八甲田の湧き水で本当に美味しかったです。
こちらには、瀬戸内寂聴さんが、源氏物語第九巻を執筆された時に宿泊された部屋があるそうです。瀬戸内さんのお手紙が、フロントに飾ってありました。
谷地温泉前に北八甲田の高田大岳登山口があったので、いつか八甲田山には登ってみたい。
初日の奥入瀬渓流ホテルと全く趣の異なる宿、一概には比較はできませんが、私はこの白濁のぬるめの温泉がとても気に入りました。
この後、十和田湖に向かいました。続きます。
このブログは「はてなブログ」で運営しています。
ぜひ読者登録をお待ちしています♪
記事を更新した時にはツイッターでお知らせしています。
ご覧いただきありがとうございます。お手数をおかけしますが、以下ポチっとしていただけますと嬉しいです。励みになります。